Unityは6.6とLTSのどちらを選ぶか(2026年9月時点)
Unity Hub は LTS ではなく 6.6 を「推奨」と表示します。サポート期間の考え方、6.7 LTS と CoreCLR の予定、Intel Mac の廃止時期の表記ゆれ、unityroom の対応状況を確認して、AI で開発する前提での選び方を整理しました。
公開 2026年9月16日
この記事の要点4 points
- Hub が「推奨」と出すのは LTS ではなく最新の 6.6。 推奨は「いま最も新しくて安定」であって「長く使える」ではない。
- アップデートリリースのサポートは次のリリースが出るまで。 LTS は2年。
- 新規で短期なら 6.6、長期で入れ替えたくないなら 6.3 LTS。 6.7 LTS は2026年第4四半期の予定。
- Intel Mac の使用不可時期は、Hub のバナー(6.7 LTS 以降)と公式投稿(6.8 から)で表記がずれている。
目次6章
検証した環境最終確認 2026年9月16日
- Unity Hub 3.21.2 の表示
- Unity 6.6(6000.6.0f1)を選択
- Windows 11
書いてあるのは、この環境で実際に試した結果です。ツールの仕様や料金は変わるので、重要な判断の前には公式の情報も確認してください。
新しく Unity を入れると、バージョンの選択で必ず手が止まります。Hub の一覧はこうなっていました。
| 表示 | バージョン | ラベル |
|---|---|---|
| Unity 6.6 | 6000.6.0f1 | サポートあり・推奨 |
| Unity 6.3 LTS | 6000.3.24f1 | LTS |
| Unity 6.0 | 6000.0.83f1 | LTS |
| バージョン | 6.6(6000.6.0f1)推奨次のリリース(6.7 LTS・2026年第4四半期予定)が出るまでサポート | 確認 2026年9月16日 |
|---|---|---|
| バージョン | 6.3 LTS(6000.3.24f1)LTSサポートは2年 | 確認 2026年9月16日 |
| Personal | 無料直近12か月の売上・資金調達が20万ドル以下なら無料。Runtime Fee は2024年に撤回 | 確認 2026年9月16日 |
LTS があるのに、Hub が「推奨」と出すのは LTS ではない 6.6 のほう。
長く使えるほうが良いはずなのに、なぜ最新版が推奨なのか。ここを理解しないと選べません。
サポート期間の数え方が違う
Unity 6 系のサポートは、2種類で数え方が違います。
アップデートリリース(6.6 など)
LTS(6.3 LTS など)
「推奨」は「長く使える」という意味ではありません。
6.6 を選ぶと得られるもの
- Fast Enter Play Mode が既定:Play のたびのドメインリロードが無くなります。AI エージェントにエディターを操作させると Play の実行が増えるので、ここは効きます(
static変数が残る点には注意が必要です) - WebGPU の正式対応
- AssetBundle に代わる Content Directories
この先の予定(2026年9月時点の公表)
2026年第4四半期
6.7 LTS。実験的な CoreCLR デスクトッププレイヤー(Intel Mac を含む最後のリリース)
2026年12月
Unity 7 のプレビュー
2027年第1四半期
Unity 7 の正式版(Unity 6 の延長で、互換性は壊さないとされている)
6.8要注意
Mono を廃止して CoreCLR へ。Intel Mac のエディターも使えなくなる
ランタイムが Mono から CoreCLR に移るのが、この先いちばん大きい変化です。6.7 LTS で試せるようになり、6.8 で切り替わります。
Intel Mac の廃止時期は表記がずれている
Hub のバナーと、そのリンク先の公式の投稿で、1バージョンぶん書いてあることがずれていました。
Hub のバナー
公式の投稿(こちらを基準に)
Intel Mac で開発している人は、公式の投稿のほうを基準にしてください(6.7 LTS は Intel Mac を2年サポート、Enterprise/Industry は3年)。Apple シリコンには影響ありません。
公開先の対応状況も確認する
バージョンを決める前に、公開したい場所が対応しているかを見ておいたほうがいいです。
私が確認したところ、unityroom は 2026年6月に Unity 6.5 対応が告知されていましたが、6.6 対応の告知は見つけられませんでした。自分のサイトと itch.io で先に公開し、unityroom は対応を確認してから、という順序にしています。
まとめ
| 条件 | 選ぶもの |
|---|---|
| 新規・短期・最新の機能を試したい | 6.6(次の LTS が出たら上げる前提) |
| 長期・チーム・途中で入れ替えたくない | 6.3 LTS |
| Intel Mac を使い続ける | 6.7 LTS まで(6.8 からは使えない) |
| 投稿先が決まっている | その投稿先の対応バージョンに合わせる |
料金については、下のとおりです(この数字はサイトの DB に1か所だけ置いてあり、変わったら全記事に反映されます)。
Unity エディター Personal無料確認 2026年9月16日インストールで詰まった点はUnityを入れ直すときにWindowsで詰まる5か所に、AI から操作する方法はUnityをAIに触らせる5つの方法にまとめました。
FAQ
よくある質問
Unity 6.6 と 6.3 LTS のどちらを選ぶべきですか?
新規で、互換性を気にする資産がなく、数か月以内に次の LTS へ上げられるなら 6.6 です。長期のプロジェクトで途中の入れ替えを避けたいなら 6.3 LTS を選んでください。
なぜ Hub は LTS ではなく 6.6 を推奨と表示するのですか?
Unity 6 系では、アップデートリリース(6.6 など)は次のリリースが出るまでサポートされ、LTS は2年サポートされます。推奨表示は「いま最も新しくて安定している版」という意味です。
Intel Mac はいつまで使えますか?
公式の投稿では、6.7 LTS が Intel を含む最後のリリースで、6.8 から使えなくなるとされています。Hub のバナーには「6.7 LTS 以降では使用できなくなる」と表示されており、1バージョンぶんずれています。
unityroom は Unity 6.6 のビルドに対応していますか?
2026年9月時点では、6.5 対応の告知は確認できましたが、6.6 対応の告知は見つけられませんでした。投稿先が決まっている場合は、先に対応バージョンを確認してください。
SOURCES
出典
- 01Unity 6 のリリースとサポートUnity
- 02Unity to deprecate Intel-based Mac support starting with Unity 6.6Unity
- 03Path to CoreCLR, 2026(アップグレードガイド)Unity
- 04Unite Seoul 2026 キーノートのまとめUnity
- 05Unity のライセンス(Personal の条件)Unity
- 06Runtime Fee の撤回Unity
- 07unityroom のお知らせunityroom
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