公式UnityプラグインをClaude Codeに入れる(既定のスコープに注意)
Claude Code のプラグインは、シェルから入れると既定で「全プロジェクト」に入ります。Unity 用のスキルを Unity のリポジトリだけで有効にする入れ方と、設定がどこに書かれるか、別端末で必要になる作業を実測で整理しました。
公開 2026年9月16日
この記事の要点4 points
- シェルから claude plugin install を実行すると、既定は user スコープ=その PC の全プロジェクトに効く。
- project スコープは「セッションを開いたフォルダ」でのみ有効。 親フォルダをさかのぼって探さない。
- 実体はユーザー側に置かれ、有効化だけプロジェクトパスで絞られる。 別の PC では各自インストールが必要。
- 公式マーケットプレイス版は自動更新が既定でオン。 Unity リポジトリを直接追加した場合は既定でオフ。
目次6章
検証した環境最終確認 2026年9月16日
- Windows 11
- Claude Code 2.1.270(デスクトップアプリ同梱)
- unity プラグイン 0.1.2-beta(スキル31個)
書いてあるのは、この環境で実際に試した結果です。ツールの仕様や料金は変わるので、重要な判断の前には公式の情報も確認してください。
Unity が公式のプラグイン(Unity のスキル集)を配っています。Claude Code に入れると、UI・URP・2D・課金・広告などの作法を Unity 側が書いた指示書として読み込めます。
入れる前に1つだけ知っておいてほしいことがあります。
シェルから入れると、既定は「user」スコープ。この PC の全プロジェクトで有効になります。
Unity と関係ないリポジトリでも Unity のスキルの説明文が読み込まれ、毎ターンのトークンを消費します。私はそれが嫌だったので、プロジェクト単位で入れました。
何も付けない(全プロジェクトに効く)
claude plugin install unity@claude-plugins-official
プロジェクト単位で入れる
claude plugin marketplace update claude-plugins-official claude plugin install unity@claude-plugins-official --scope project
スコープは3つ
| スコープ | 誰に効くか | 書かれる場所 |
|---|---|---|
| user(既定) | この PC の自分、全プロジェクト | ~/.claude/settings.json |
| project | そのリポジトリで作業する全員(git で共有) | .claude/settings.json |
| local | そのリポジトリの自分だけ | .claude/settings.local.json |
Claude Code の画面(/plugin)から入れる場合は、詳細画面でスコープを選べます。シェルから入れるときは --scope を付けない限り user です。
落とし穴:project スコープは「開いたフォルダ」でしか効かない
ここが分かりにくいところでした。公式ドキュメントにはこう書かれています。
Claude Code reads the shared
.claude/settings.jsonfrom the session's primary working directory
親フォルダをさかのぼって探しません。 実測するとこうなりました。
| セッションを開いたフォルダ | プラグインの状態 |
|---|---|
| リポジトリのルート(設定を置いた場所) | ✔ enabled |
その中のサブフォルダ(games/breakout) | ✘ disabled |
| 無関係な別のリポジトリ | ✘ disabled |
最初、私はゲームのフォルダ(サブフォルダ)に入れていました。あとで「サイトとゲームを1つのセッションで扱いたい」となったとき、親で開くとプラグインが無効になることに気づいて入れ直しています。
ゲームが games/<名前>/ のようにサブフォルダにあるなら、親(リポジトリのルート)で入れると、そこで開いたセッションからゲームも扱えます。
本体はユーザー側に1つ、有効化だけプロジェクトで絞る
project スコープで入れても、プラグインの実体はユーザー側に置かれます。有効にする範囲だけをプロジェクトで絞る仕組みです。
STEP 01
実体はユーザー側に1つ
~/.claude/plugins/
STEP 02
有効なパスを記録
installed_plugins.json
STEP 03
そのフォルダで開いたセッションだけ有効
ほかでは disabled
そのため、こういう挙動になります。
- 別のプロジェクトで
claude plugin listを実行すると、一覧には出るが disabled。「一覧に出る=影響がある」ではありません - 別の PC では、設定ファイルを共有していても自動では入りません。 GitHub などの外部ソースのプラグインは、各自が
claude plugin installを実行するまで「未インストール」扱いです
入れ方は2通りある
Unity のプラグインは、2か所から入れられます。
| Anthropic の公式マーケットプレイス | Unity のリポジトリを直接追加 | |
|---|---|---|
| コマンド | claude plugin install unity@claude-plugins-official | claude plugin marketplace add Unity-Technologies/unity-agent-plugin してから install |
| 自動更新 | 既定でオン | 既定でオフ(サードパーティ扱い) |
| 更新のタイミング | Anthropic が取り込んだ時点 | Unity がコミットした時点(手動で更新) |
中身は同じでした(公式マーケットプレイスの登録には Unity リポジトリのコミット SHA が書かれていて、その時点の最新と一致していました)。
私は公式マーケットプレイス版に切り替えました。 自動更新が効くほうが、後から出る修正を取りこぼしません。
入れ替えるときの手順(つまずいた点つき)
Unity のリポジトリ版から公式マーケットプレイス版へ移すとき、2つ引っかかりました(手順 1 と 2)。
- 1
project で入れたものは --scope project で消す
claude plugin uninstallは--scopeを付けないと user を見に行く。見つからずに終わる - 2
マーケットプレイスの宣言を手で消す
アンインストールしても.claude/settings.jsonのextraKnownMarketplacesは残る - 3
公式マーケットプレイスの一覧を更新する
claude plugin marketplace update claude-plugins-official - 4
プロジェクト単位で入れ直す
claude plugin install unity@claude-plugins-official --scope project
なお claude plugin marketplace remove を使うと、そのマーケットプレイスから入れたプラグインも一緒に消えます。順番に注意してください。
入れたあとの確認
シェルから入れた場合、実行中のセッションには反映されません。入力欄で /reload-plugins を実行してから /context を見ます。
私の環境での実測値です。
31
スキル数
うち4つは読み込まれない
0
MCP サーバー
入るのはスキルだけ
3,544
常時かかるトークン
毎ターン(スキルの説明文)
13,100
呼び出し時のトークン
大きいスキルで
「プラグインを入れれば AI がエディターを操作できる」わけではありません。操作の手段(Unity CLI)は別に用意します。詳しくはUnityをAIに触らせる5つの方法に書きました。
31個のうち4個が読み込まれない問題(スキル定義の YAML が壊れている)については、同じ記事の後半で触れています。
インストールの前段(Unity 本体の導入)でつまずいた点はUnityを入れ直すときにWindowsで詰まる5か所にまとめています。
FAQ
よくある質問
プラグインの既定のスコープは何ですか?
シェルから claude plugin install を実行した場合は user スコープです。その PC の全プロジェクトで有効になるため、特定のリポジトリだけで使いたい場合は --scope project を付けてください。
サブフォルダで開くとプラグインが無効になります。
共有の .claude/settings.json は「セッションの主要な作業フォルダ」から読まれ、親フォルダはさかのぼりません。ゲームがサブフォルダにあるなら、リポジトリのルートで入れてルートからセッションを開いてください。
別の PC でも自動で入りますか?
入りません。外部ソースのプラグインは、設定ファイルを共有していても各自が claude plugin install を実行するまで未インストール扱いです。
プラグインを入れると MCP サーバーも入りますか?
入りません。Unity の公式プラグインに含まれるのはスキル31個だけで、MCP サーバーは0件でした。エディターを操作する手段は Unity CLI を別に用意します。
SOURCES
出典
- 01Claude Code の設定とスコープAnthropic
- 02プラグインを探す・入れるAnthropic
- 03スキルの読み込みとコストAnthropic
- 04Unity プラグインの導入(Claude Code 版)Unity
- 05unity-agent-plugin(リポジトリ)Unity
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